あらすじ
短大卒業後、就職出来ずにアルバイト生活を送る鈴子（蒼井優）。地元で色々あり、自分から逃げるために百万円貯金して、各地を転々とする旅を始めることを決心する。
ドーナツ一個で変わる人生。
ストーリー
アルバイトの友達と意気投合し、ルームシェアをすることになる。しかし、その友達は空気の読めない人で、家賃を安くするという理由で、彼氏も一緒にルームシェアすることになる。更に友達の彼氏も空気の読めない人で、二人よりも先に入居し生活をしている。いざ鈴子が入居先に行くと、友達と彼氏は別れていて、一時的にその彼氏と同居生活を送ることに。
鈴子は渋々受け入れたものの、その日に事件がおこる。ルームシェア先のベランダ近くに捨てられていた子猫を拾って、次の日に飼い主を探そうと思っていた鈴子。子猫のお腹もすいてるだろうと思い、子猫の餌を買いに行っている間に、彼氏が子猫を捨ててしまう。雨の中、傘も持たずに子猫を探しに行くと、道端で死んでしまっていた。これに怒った鈴子は、彼氏がいない間に彼氏の荷物を全て処分したが、その中に百万円入ったバックがあったと、警察に通報され、留置所に入れられ前科ものになってしまった。
それがきっかけで、実家にも迷惑をかけてしまうと思い、百万円貯金して引っ越しをすることを決意する。誰も自分の事を知らない街で過ごし、アルバイトをしてまた百万円貯金したら、次の街へと転々とする、自分探しの旅ではなく、自分から逃げるための旅が始まる。
キャスト
家族
佐藤鈴子ー蒼井優
鈴子の父ー矢島健一
鈴子の母ーキムラ緑子
鈴子の弟（佐藤拓也）ー斎藤隆成
海の家での街
海の家の主人ー斎藤歩
海の家の奥さんー安藤玉恵
海の家の子供（祐作）ー宇都秀星
ナンパ男ー竹財輝之助
桃の畑の街
桃農家のおばあちゃんー佐々木すみ江
桃農家の息子ーピエール瀧
カフェのマスターー笹野高史
上田村長ー石田太郎
東京から1時間の街
中島亮平ー森山未来
新入りー悠城早矢
主任ー堀部圭亮
感想
DVDのパッケージとかが、ラストのシーンになってると思うのですが、ラストのシーンが最高に良い映画です！10年前の映画で、観たころまだ10代で、大学にも行かずにフリーターをしてた時だったので、自分もこういう人生送りたいと思い、貯金したことあります（笑）結局、通帳に7桁の数字が印字されることは、今に至るまでみたことがない、、
改めてこの映画観たのですが、そんな時代もああったねとと、中島みゆき唄いたくなりました（笑）この気持ちを持ったまま10年という月日は無性にも流れてしまった。あの日の自分には戻れへんから、今頑張ろうって思えるような、自分の中ではそういう映画です。あと、蒼井優に惚れた映画でもあります（笑）
（下はネタバレ注意）
ネタバレになってしまうのですが、
『来るわけないか』
で終わらす終わり方、感想の最初にも書きましたが、最高すぎます。初めて観た時、なにもしらなかったので、目線のカット入れて、どうせ出会ってハッピーエンドやろなって思いながら観てたんですが、このセリフがあって鳥肌ものでした（笑）ちょっと誇張し過ぎましたが、こういう終わり方が大好きです。一応もう一回書きますが、蒼井優に惚れた映画でもあるので、是非まだ観たことない人は観てください！！観たことある人はもう一回みて、来るわけないなかを一緒に言いましょう！！（笑）
評価
☆4.5/5
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