ザ・ギフト/2015年/アメリカ

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あらすじ

転居先で幸せな生活を送っている夫婦サイモン(ジェイソン・ベイトマン)とロビン(レベッカ・ホール)の前に、サイモンの高校時代の同級生だというゴード(ジョエル・エドガートン)が現れる。再会を祝いゴードは1本のワインをプレゼントし、その後もたびたび二人を訪ねては贈り物をし続ける。次第にその内容がエスカレートしていき、二人が違和感を抱くようになると、周囲で異変が生じ……。 シネマトゥデイより

キャスト

【サイモン】ジェイソン・ベイトマン
【ロビン】レベッカ・ホール
【ゴード】ジョエル・エドガートン

スタッフ

【監督・脚本】ジョエル・エドガートン
【製作総指揮】ジャネット・ヴォルトゥルノ=ブリル
【製作総指揮】クーパー・サミュエルソン ほか
【音楽】ダニー・ベンジー

感想

サスペンスと思って観たら、ホラーじゃないですか!?

それもそのはず、製作に『パラノーマル・アクティビティ』シリーズのジェイソン・ブラムが携わっています。ホラーではないですが、ホラーが苦手なので、夜一人で観るような映画じゃないのは確かです。

シャワーのシーンで心臓飛び出ました。

ガラス越しの怖さ

サイモンとロビン夫妻が住んでいる家が、セキュリティがばがば過ぎやしませんか。

ロビンがデザインした、いわゆるデザイナーズホームだが玄関からリビングが丸見え。そこに現れるゴードの怖さが滲み出ます。

プレゼントを持って現れるのだが、ガラス越しでみるからなのか、毎回不審な人で怖すぎます。

心臓が飛び出たシャワーのシーンも、ガラス越しだったので、ガラス越しの怖さを思い知りました。そんな心理学的な要素が、ガラスにはあるのかもしれません。

異なる第一印象

映画序盤は、サイモンがまともな人間でゴードはサイコパスな存在に写りました。

しかし、ストーリーが進むにつれ、その最初に抱いた印象とは裏腹に、ラストにかけてゴードの方を応援している自分がいました。

ただ、サイモンと同じ考えで、「いつまで過去をひきづっとるねん!?」と思います。過去に縛られすぎて、時間を無駄にしまくりです。『お前が過去を忘れても、過去はお前を忘れない』名言のような、迷言のような。

まぁでも、人に言われた些細なことって覚えてたりしますよね。何気ない一言が、人を傷つけているかもしれないので、これを聞いて、我が振り直そうと思いました。

実はハッピーエンド!?

サイモンの家に訪れる時、必ずプレゼントを持って現れるゴードで、ワインのプレゼントから始まっていき、3回目のプレゼントから雲行きが怪しくなり、最後どえらいもんを送ります。

そのどえらいもんが、衝撃のラストなのですが、考え方によっちゃ、3人ともハッピーな終わりを迎えたと思います。

サイモンは、身から出た錆の怖さを知れてハッピー。
ロビンは、ろくでもない夫だと早い段階で気づけてハッピー。
ゴードは、昔の復讐が出来てハッピー。

みたいな、考え方によっちゃみんながハッピーです(笑)

この結果が、ゴードが渡した最高のプレゼントだとねじ曲がった解釈をすることもできます。

こんな人におすすめ

  • サイコスリラーが好きな人
  • ラストに謎がある映画が好きな人

 

毎日ブログ更新 #9

評価

☆2.4/5

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