あらすじ
30人の熟練詐欺師集団をまとめるニッキー(ウィル・スミス)は、半人前な女詐欺師ジェス(マーゴット・ロビー)に可能性を見いだし、一流の犯罪者にすべくノウハウを伝授する。やがて二人は恋に落ちるが、恋愛は自分の仕事の邪魔になると判断しジェスのもとを去る。数年後、ニッキーが一世一代の詐欺を仕掛けるブエノスアイレスのモーターレース会場で、一段と美貌に磨きをかけたジェスと再会し……。
シネマトゥデイより
キャスト
【ニッキー】ウィル・スミス
【ジェス】マーゴット・ロビー
【ガリーガ】ロドリゴ・サントロ
【オーウェンズ】ジェラルド・マクレイニー
【リ・ユァン】B・D・ウォン
【ファーハド】アドリアン・アルティネス
スタッフ
【監督・脚本】グレン・フィカーラ
【監督・脚本】ジョン・レクア
【製作総指揮】チャーリー・ゴーゴラック
【製作総指揮】スタン・ヴロドコウスキー
【音楽】ニック・ウラタ
感想
ウィル・スミスって駄作の映画に結構出てるイメージがあって、あんまし期待せずに観たのですが、面白かったです。
詐欺師役のニッキー(ウィル・スミス)が言っていることが、嘘なのかホンマなのか、ジェス(マーゴット・ロビー)の心境と同じ気持ちで観れます。
人生の教訓
映画中盤に、ニッキーとジェスがアメフトを観に行き、ジェスはアメフトには興味がないということで、小さな賭けをするシーンがあります。
例えば、「観客が、試合中に行われるウェーブで立たない方に、$10」と言った感じの賭けです。
二人でそんな些細な賭けをしているのを見ていた、アジア系の富豪の観客が「オレも混ぜてくれ」といい近づいてきます。
最初、少額の掛け金をかけている時は、あえて負け続け、倍々ゲームで掛け金を増やしていき、金額が大きくなってきた時に勝つ。
これは対人関係に置いて、いい教訓ができました。
「負けるフリをする」
自分はこんだけ偉いですよと誇示するのではなく、相手を褒めて、自分にも利益がくる。
まさにwin-winな関係性ですね。
最終的には、ニッキーの詐欺師の腕が勝つのですが・・・でも、あえて負けるのは良い方法だと思います。
深読み
その最初は負けるシーンを観て、
「もしかしてジェスも何か仕掛けてるのではないか!?」
みたいな深読みをしてしまいました。
映画冒頭で、ホテルのバーで一人で飲んでいたニッキーにジェスが近づきその気にさせて、泊まっている部屋に連れ込み、やる寸前で、ジェスとグルの夫役登場でお金を取る。
いわば、美人局ですよね。
「びじんきょく」じゃないですよ、「つつもたせ」ですよ。
これも、ニッキーの詐欺師の腕が勝つのですが、アメフトのシーンを観て、
「もしや、冒頭のジェスの負けも・・・!?」
と思いましたが、完全に深読みで、ジェスはただただ負けただけでした。。
こんな人におすすめ
そんな、騙し合いが連続し疑心暗鬼になる映画です。
- グロくない、クライムサスペンスが好きな人
- マーゴット・ロビーが好きな人
- 娯楽映画が好きな人
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評価
☆2.7/5
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