目次
あらすじ
宇宙から襲来した天人(あまんと)に支配された侍が衰退した江戸時代末期、いまだに侍魂を堅持する男、坂田銀時(小栗旬)は、廃れた剣術道場の息子・志村新八(菅田将暉)や、戦闘種族である野兎(やと)族の少女・神楽(橋本環奈)と共に万事屋を営んでいた。江戸では、謎の妖刀を使った辻斬りが横行し、銀時の旧友である攘夷獅子・桂小太郎(岡田将生)がその凶刀に倒れ、行方不明になり・・・。
シネマトゥデイより
キャスト
【坂田銀時】小栗旬
【志村新八】菅田将暉
【神楽】橋本環奈
【近藤勲】中村勘九郎
【土方十四郎】柳楽優弥
【沖田総悟】吉沢亮
【桂小太郎】岡田将生
【エリザベス】山田孝之
【志村妙】長澤まさみ
【定春】高橋美佳子
【高杉晋作】堂本剛
【来島また子】菜々緒
【武市変平太】佐藤二郎
【村田鉄夫】安田顕
【村田鉄子】早見あかり
【平賀源外】ムロツヨシ
スタッフ
【監督・脚本】福田雄一
【原作】空知秀秋
【音楽】瀬川英史
【主題歌】UVERworld「DECIDED」
感想
基本的にアニメ原作の映画って酷いものが多いですが、『銀魂』は可もなく不可もなく、どちらかといえば面白かった方に分類されます。それは、『銀魂』だから許される部分があると思います。CGが安っぽくいても、エリザベスの着ぐるみ感も、「『銀魂』やしこれもありやな」くらいの感覚でいれるためです。
ライトファンには良いかも?
ジャンプで、銀魂をたまに読んでいて、設定と主要キャラはなんとなく知っていて、好きな俳優が出ていれば楽しめると思います。
ただ、原作が大好きな人にとっては観ていて辛いかもしれません。カブトムシの話と、紅桜編が映画で出てきますが、紅桜編の最大の見せ場である、銀ちゃんと桂の共闘シーンがなかったのが残念です。。あと、原作序盤の紅桜編で高杉と戦闘はなしです。10年の連載を経て、高杉と銀ちゃんは2人きりで対峙して戦うことに意味があります。
最初の30分は良かった
漫画の1巻に出てきた、銀さんと新八の出会いの場でもある、ファミレスのシーンの店長が良かった。
ここで、「おぉ、期待できるぞ」と思ったが、ここが個人的にピークでした。あの店長、アニメの感じに似てて最高でした。その後の、ドラマGTOの主題歌「ポイズン」のパロディで懐かしさもかっさらわれました。GTOでは、いじめられっ子の役だった小栗旬が、時を経て銀魂の主役に抜擢されるなんて。
キャスティングも良かった
銀魂は、漫画のイメージあり更に、アニメの声のイメージもあるので、実写になるとその2つの原作を乗り越える必要があります。そういう点でも、アニメの実写化は難しいと思うのですが、映画『銀魂』は乗り越えることまではできなくても、結構良い感じの配役でまとまっていました。
神楽の、橋本環奈は可愛いから許せます。普段テレビ見ないし、見てもバラエティばっかなので、「奇跡の一枚」や週刊誌の写真くらいでしか見たことなく、声を聞いたのが初めてだったのですが、顔と声が一致しないですね。もっと可愛らしい声してると思ってました。漫画最初にみて、アニメの声が想像と全然違うみたいな感じです。「あれ、ヒソカの声こんなんちゃうぞ!」みたいな。橋本環奈の声もこれじゃない感が凄いけど、聞いてくうちにそれすらもいい感じに響いてきました。「また子の股は染みだらけ」みたいなセリフの所も、最高に興奮できますしね(笑)
新八の菅田将暉は、「原作から出てきたのか?」ってくらいクオリティが高かったし。銀さんは、これもこれでありと思えるキャラに仕上がっていました。
不満なのが、桂小太郎の歩き方が嫌なところくらいです。原作で一番好きなキャラが、マダオ。その次に桂なので、個人的にそこが許せないところですね。少ないセリフで、ボケを決めるスナイパー的な所が好きなので、歩き方などの所作をもっと大事にして欲しかったです。
そもそも銀魂のシリアスパートが好きじゃない
原作でも、銀魂のシリアスパートって結構流して読んじゃうんですよね。長いし、ギャグパートだけやっといてくれと思います。その中で、紅桜編だけは面白かったので、そこをチョイスしてくれたところは、グッドです。ただ、原作に忠実にする必要はないが、原作を壊すラストがダメでしたが。何度も言いますが、高杉との決闘は、連載10年の時を経て、複雑な関係のもと戦うから価値があるのであり、映画のオチだけのために戦うのは違います!
こんな人におすすめ
- 好きな俳優が出ている人
- 原作の設定とキャラをちょっと知ってる人
毎日ブログ更新 #7
評価
☆2.3/5
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