グラン・トリノ/2008年/アメリカ

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あらすじ

アカデミー作品賞受賞作「ミリオンダラー・ベイビー」以来4年ぶりとなるクリント・イーストウッド監督・主演作。朝鮮戦争の従軍経験を持つ元自動車工ウォルト・コワルスキーは、妻に先立たれ、愛車“グラン・トリノ”や愛犬と孤独に暮らすだけの日々を送っていた。そんな彼の隣家にモン族の少年タオの一家が越してくる。ある事件をきっかけにして心を通わせ始めたウォルトとタオだったが、タオを仲間に引き入れようとする不良グループが2人の関係を脅かし始め……。

映画.comより引用

キャスト

【ウォルト・コワルスキー】クリント・イーストウッド
【タオ・ロー】ビー・バン
【スー・ロー】アーニー・ハー
【ヤノビッチ神父】クリストファー・カーレイ

スタッフ

【監督】クリント・イーストウッド
【脚本】ニック・シェンク
【製作総指揮】ジャネット・カーン
【製作総指揮】ティム・ムーア
【製作総指揮】ブルース・バーマン
【音楽】カイル・イーストウッド
【音楽】マイケル・スティーヴンス

感想

5年くらい前に、毎週TSUTAYAかGEOに映画を数本借りて観る習慣があり、その時に『グラン・トリノ』を借りた訳です。旧作で、名作ということもあり、多くの人に借りられていたのでしょう。あろうことか、40分くらい経過したところで、DVDが読み取れなくなって、そのまま今日に至るまで観ず仕舞いでした。今は、NetflixかAmazonプライムで映画が観れるので、そんな古き良き?時代のことは起こらなっくなったので、便利な時代です。Wi-Fi環境さえあれば、前もってダウンロードして電車の中でも観れるし。

そんな思い出がある映画をようやく観ました。戦争から帰還した、頑固で堅物で偏屈なお爺さん(クリント・イーストウッド)が、隣の家に引っ越してきたモン族のタオ一家との出会いを通じて、心境の変化を描いている映画です。クリント・イーストウッドの自身最後の出演作品と語っていたみたいだが、その後も結構出ていますね。

お爺さんになっても人は変われるんです。歳を重ねるにつれて、このままの人生で良いのかと考えることが増えてきて、人との関わり方であったり、幸せとはなど様々な悩みも出てきてます。そんな時は、寝るかYouTube見て現実逃避するんですが、映画観ることも良いですね。そんな悩みを緩和する糸口が見えてきたりもするものです。

どこか、主人公のウォルト(クリント・イーストウッド)と重なる部分が自分にもあると思いました。人との関わりを嫌い、それが自分と違うタイプの人間なら尚更嫌う性格という点で。苦手意識から抜け出せないです。30年の経験から固まってしまった凝りを、ほぐす努力をしていこう。自分を変えるのは、一人じゃ出来ないと学ばせてもらったので、人をもっと頼って生きて行こうと思える、そんな映画でした。

ただ、後味の悪さも残っています。あんまりたいした理由もないのに、話を盛り上げるためにスーが暴行レイプされて帰ってきたところです。最後に決着はつくが、あのシーンは必要なのか疑問です。後、実の息子たちとの関係は修復できず仕舞いだったところです。車のグラントリノがタオに受け継がれ、その意思を継いでいくのは良かったが、息子との関係もどうにかしてあげて欲しかった。この二つが心残りでもあります。

最後に、映画とは全く関係ないですが、このブログ1000日連続で毎日18:00に更新していこうと思います。#1

評価

☆3.8/5

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